札幌市在住のAさんは、28歳頃から不安感やパニック発作、強迫行為に悩まされていました。医療機関で治療を続けていたものの、障害年金の話は一度も出ませんでした。そんな中、家族会を通じて出会った支援者が、以前に受け取ったハガキを思い出し、札幌障害年金相談センターに連絡をしてくれました。札幌障害年金相談センターの社労士は、あくまで謙虚にAさんのお力になれるよう努め、支援者の方とともに面談を重ねました。初診日の確認のため、Aさんと一緒に病院を訪問し、病歴や日常生活状況を詳しく把握。診断書の依頼文も添えて医師に提出し、病状を正しく反映した診断書を得ることができました。その結果、Aさんは障害基礎年金2級の受給が決定しました。支援者の勇気ある一言と、私たちの小さなお手伝いが実を結び、大変喜んでいただけた出来事でした。