Aさんは数年前から運転中に不安感や発汗、震えが生じるようになり、その後は自宅でも同様の症状に悩まされるようになりました。不安や抑うつ気分が強まり、医療機関を受診し「うつ病」と診断されました。治療を継続する中でも、外出が難しく、家事も家族の助けを借りている状態が続いていました。生活への影響が大きく、経済的な負担も感じていたため、障害年金の申請を検討されました。しかし、専門的な用語や申請の流れに不安があり、手続きは困難と感じていました。そこでAさんは障害年金の相談に応じている札幌障害年金相談センターへ連絡をされました。当センターでは丁寧に生活状況を確認し、主治医への診断書作成の橋渡しも行いました。その結果、適切な内容が反映された診断書が完成し、障害厚生年金2級の支給が決定しました。