Aさんは仕事のストレスにより、二十年前から心身に不調を感じるようになりました。病院を受診し治療を続けたものの、症状が改善せず退職に至りました。転院を経て現在も療養中ですが、生活は家族の支援に頼らざるを得ない状況です。経済的な負担を感じながらも、障害年金の存在を知り、申請を決意されました。しかし、初診の病院が廃院していたため、初診日の証明に苦慮されました。当センターでは、ご本人の病歴や通院記録を丁寧に整理し、関係病院と協力して診断書の整備を進めました。さらに、初診当時の勤務先に依頼し、第三者証明の取得も行いました。その結果、初診日が認められ、障害共済年金二級の受給に至りました。謙虚ながらも誠実に取り組む姿勢を評価いただけたことに、深く感謝しております。