長年の心身の不調により、Aさんは日常生活にも支障が出るようになりました。ご家族の支援を受けながら治療を続けていましたが、仕事への復帰が困難な状況に変わりはありませんでした。そのような中、少しでも生活の安心材料を得たいとの思いから、障害年金の存在を知りました。Aさんは、申請に関して不明な点が多く、まずは専門的な相談をしてみたいと考えました。そこで、札幌障害年金相談センターへ連絡をいただきました。当センターでは、病歴や就労状況を丁寧にうかがい、年金申請の可能性について慎重にお伝えしました。結果的に、Aさんのご家族とも相談のうえ、正式なサポートをご依頼いただくこととなりました。私たちは今後も、お一人お一人の事情に寄り添いながら、制度の活用を支える役割を果たしてまいります。