20年前の初診日から障害厚生年金2級を獲得したAさんの事例

札幌市在住のAさんは、20年前から微熱が続き内科を受診後、精神科への転院を繰り返していました。症状悪化により仕事を退職し、その後自営業を始めるも倦怠感や疲労感でベッドから起き上がれない日もありました。

他の社労士事務所では「通院歴が長いので申請困難」と言われ一度は諦めましたが、私ども札幌障害年金相談センターのYouTubeをご覧いただき、ご相談をお受けすることになりました。

社労士は、申請では初診日の確定が最重要でした。A病院は内科治療のみで精神科とは関係なく、B病院でストレス性心身症と診断され精神薬も処方されていたため、B病院を初診日として設定しました。

カルテ保存期間を過ぎていましたが、C病院からD病院への紹介状にB病院の記載があったことで初診日を確定できました。現在の状態を正確に反映した診断書と整合性のとれた申立書を作成し申請した結果、障害厚生年金2級に認定されました。