Aさんは幼い頃から学業に苦手意識を持ち、社会に出てからも職場が長続きしない状態が続いていました。結婚後に育児と家事が困難となり、うつ病と診断されて通院を始めました。後に知的障害に伴う二次的なうつ病と診断されましたが、障害年金の申請はあきらめかけていたとのことです。しかし、うつ病でも申請可能な情報を得て、ご家族が札幌障害年金相談センターへ相談されました。当センターでは診断書が重要となる点を丁寧にご説明し、ご家族の協力を得ながら主治医への情報提供を進めました。結果、障害の実態を反映した診断書が完成し、障害基礎年金2級の認定に至りました。ご家族の力を借りながらの冷静な準備が、良い結果につながった例だと考えております。