うつ病で長年苦しんだAさん、障害年金2級を受給し安心を取り戻す

札幌市在住のAさんは、15年前からうつ病で心療内科に通院していました。症状はなかなか安定せず、アルバイトも続けられず、ここ数年は自室で過ごす日々が続いていたそうです。主治医から「無理に働かず、障害年金を申請してみては」と勧められたものの、ご自身で手続きを進める気力がなかなか湧かず、札幌障害年金相談センターにご相談いただきました。

社労士はAさんの場合、通院先が一か所で、医師も障害年金の申請に理解があり、診断書の作成もスムーズに進みました。初診から1年半経過した時点でも就労していなかったため、遡及請求のために2枚の診断書を依頼しました。日常生活の状況や過去の就労歴など、Aさんから伺った内容を丁寧に申立書にまとめ、ご本人にも確認していただき、必要な追記やご意見も反映しました。

その結果、障害基礎年金2級が認められ、遡及分410万円、さらに年間約80万円の年金を受給できることになりました。Aさんが少しでも安心して暮らせるよう、これからもそっと寄り添いながらサポートを続けていきたいと思います。