うつ病からの回復の道のり

私たち札幌障害年金相談センターに、札幌市在住のAさんからご相談をいただきました。Aさんは30代男性で、うつ病と診断されていました。

お仕事の忙しさから2年前にうつ病を発症し、1か月間休職されたとのこと。その後職場復帰され、異動を経ながらも就労を続けられましたが、1年経過した頃から症状が悪化し、再度休職となってしまいました。初診から2年経った現在も復帰のめどが立たない状況でした。

社労士は、まず認定日の状況を確認させていただきました。Aさんは現在3か所目の病院に通院されていましたが、認定日当時は1か所目の病院を受診されていました。認定日にも休職されていたことから、事後重症請求ではなく認定日請求を行うことをご提案しました。

認定日の生活状況(配偶者の手助けや子供との関わりなど)を詳しく文書にまとめ、診断書依頼のサポートをさせていただきました。診断書はスムーズに作成していただくことができ、申立書には認定日の詳しい状況から転院に至った理由、現在の状況を丁寧に記載しました。

その結果、令和6年5月の申請から約6か月後の令和6年11月に、障害共済年金2級が決定。配偶者・子供加算を合わせて年間約220万円の受給が認められました。

私たちはこれからも、障害年金でお悩みの方々のお力になれるよう、謙虚な姿勢で丁寧なサポートを続けてまいります。