札幌市在住のAさんは、長時間労働のストレスでうつ病を発症し、退職後は家族の支えで自宅療養していました。初診とされる皮膚科では睡眠薬が処方されており、当初はそこを初診日として障害厚生年金を申請しました。しかし年金機構から初診日変更の指示があり、基礎年金対象となる診療日での申請を求められました。困り果てたAさんは札幌障害年金相談センターへご相談。社労士は転院先の皮膚科で改めて証明書を取得し、過去5年分の長時間労働の記録も提出。結果、厚生年金2級が認められ、年額約170万円の受給が決定しました。