うつ病と向き合う勇気

「仕事を続けるのは無理、退職し療養したほうがいい」と医師から言われた時、私はどうしていいか分からなくなりました。フルタイムで働いていましたが、昼休みは机に突っ伏して寝る毎日。土日は1日中寝込み、食欲もなくポカリスエットしか飲めない日もありました。そんな私を救ってくれたのは、思い切って訪れた札幌障害年金相談センターの社労士でした。

札幌市在住のAさんの体験談です。

「医師の勧めに従って退職することにしたのでサポートをお願いしたい」と相談したところ、退職前から書類の準備を始めてくれました。私の体調や日常生活での困難、仕事の状況などを丁寧に聞き取り、病歴就労状況等申立書を作成。医師への診断書依頼の際には、この申立書を参考資料として添付していただきました。

私の担当医は障害年金について理解があり、診断書には生活状況7項目のうち「自発的かつ適正に行うことはできないが助言や指導があれば出来る」が5つ、「できない・行わない」が2つ、また「精神障害」の部分では(4)に○がつき、2級相当と推定される内容でした。

結果、障害厚生年金2級に決定し、年金額は約120万円となりました。「充分な結果です」と私は心から感謝しています。

このケースでは、詳細な病歴就労状況等申立書の作成と、それを医師が診断書に反映してくださったことが受給につながったそうです。私のような状況で悩んでいる方に、ぜひ札幌障害年金相談センターの社労士への相談をおすすめします。