初診日の特定に悩んだAさんの障害年金受給までの道のり

札幌市在住のAさんは、うつ病で長年苦しんでいましたが、障害年金の請求に必要な「初診日」が分からず、手続きに踏み出せずにいました。学生時代に精神科を受診した記憶があるものの、その後長い間通院しておらず、どの時点を初診日とするべきか悩んでいました。Aさんは、専門的な判断が必要だと感じ、札幌障害年金相談センターに相談。社労士は「社会的治癒」の考え方を丁寧に説明し、Aさんが厚生年金に加入していた時期の通院を初診日とすることができました。医療機関や主治医との連携を通じて、診断書や申立書を整え、無事に障害厚生年金2級として年額約140万円、さらに過去5年分の年金約700万円を受給できる結果となりました。慎重なサポートが決め手となり、Aさんは「感謝しかありません」と話しています。