Aさんは札幌市在住の20代会社員。幼い頃から多動やこだわりの強さがあり、社会人になってから「うつっぽい」と感じて病院を受診しました。最初はうつ病と診断されましたが、治療が思うように進まず転院。2つ目の病院で自閉症スペクトラム障害の診断も受けました。
2021年春、主治医から障害年金の申請を勧められ、Aさんは札幌障害年金相談センターにご相談いただきました。会社の人間関係や仕事の覚えづらさによるストレスで休職中、退職も考えていたそうです。
私たちはAさんの状況を丁寧に伺い、精神障害者保健福祉手帳3級をすでに取得されていること、障害者雇用での就労を諦めていないこと、抑うつ状態が続き働けない時期があることなどを踏まえ、障害等級3級を目指して手続きをご提案しました。
障害認定日には現在の病院に通院されており、医師とのコミュニケーションも良好だったため、診断書にはAさんの症状がしっかり反映されました。札幌障害年金相談センターは書類作成や申請手続きのサポートをさせていただきました。
その結果、Aさんは障害厚生年金3級を取得し、年額約58万円の受給が決定。さらに障害認定日請求が認められ、3年分遡って約160万円の一時金も支給されることになりました。
札幌障害年金相談センターは、Aさんのように障害年金のことでお困りの方のお力になれるよう、これからも誠実にサポートを続けてまいります。障害年金のご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください