札幌市在住のAさんは、長年フルタイムで働いていましたが、業務量の増加によって心身に大きな負担がかかり、うつ病を発症しました。退職後は療養を続けながら、障害者雇用で週2日勤務を続けていましたが、将来の生活に不安を感じ、障害年金の申請を検討されました。ところが、初診は10年以上前で、当時の病院にはすでにカルテが残っておらず、手続きが進まずお困りの中、札幌障害年金相談センターにご相談いただきました。私たちは初診を証明する手段として、調剤薬局の記録や現在通院している病院のカルテに記載された内容を活用し、申立書とともに提出。結果として、初診日が厚生年金加入中であったことが認められ、障害厚生年金3級の受給が決定しました。Aさんからは「一人で悩まず、早く相談すればよかった」とのお言葉をいただきました。私たちは今後も、ご相談者様の不安を少しでも軽くできるよう、丁寧に寄り添ったサポートを続けてまいります。