札幌市在住のAさんは、職場でのトラブルをきっかけに心の不調を感じるようになり、最終的に統合失調症と診断されました。Aさんはご家族の支援がないと日常生活を送ることが難しく、ご自身でも病気の自覚がほとんどありませんでした。ご家族はAさんのケアに追われる中、障害年金の手続きを進める余裕がなく、私たち札幌障害年金相談センターにご相談いただきました。

社労士はAさんご本人だけでなく、ご家族からも日常生活の様子を丁寧にお聞きし、どのような場面でサポートが必要かを具体的に整理しました。その内容を医師の診断書にも正確に反映していただくよう依頼した結果、Aさんは障害厚生年金2級（年額約100万円）を受給できることになりました。障害年金の申請は複雑で、ご家族の協力がとても重要です。私たちは今後も、少しでもお力になれるよう謙虚な気持ちでご相談をお受けしています。