うつ病で働けなくなった30代男性の再起」：障害年金請求事例

30代のAさんは、職場で責任者となり、上司からの期待に応えようと必死に働き続けました。長時間残業や休日出勤が続き、ある日突然、起床できなくなり錯乱状態で救急搬送される事態に。

その後も症状は改善せず、パートや派遣の仕事も1ヶ月と続かない日々が続きました。不眠や強い倦怠感、食欲不振で体重も減少。家事もままならず、母親の支援なしには生活できない状況でした。

私ども札幌障害年金相談センターは、Aさんの障害年金申請をサポートする中で、最初の病院では診断書が取得できないという壁にぶつかりました。しかし、受診歴を丁寧に確認したところ、同時期に通院していた別の病院が見つかり、そこで診断書を取得することができました。

その結果、約5年分の障害厚生年金2級の遡及支給が認められ、Aさんの生活再建への第一歩を後押しすることができました。